一般財団法人日本教育基盤財団

第3章 カリキュラム開発

第1節 開発概要
 本章では、本事業における学び直し講座のカリキュラムについて説明する。本事業の取り組みとして外国人材受け入れのための学び直し講座のプログラム開発を計3年度で行うが、今年度はプログラムのカリキュラムを開発することした。カリキュラム策定にあたっては、第2章で扱った2種類の調査の結果、当該分野に関連する書籍及び事例集、研修及びセミナーに関する調査調査結果等を参考とし、「対象企業」、「受講者」、「学習内容」に関して具体化を行う。そして、学習科目一覧表を提示する。
 本プログラムの講座では、多忙なマネージャ職や安定して時間をとることが難しいコンテンツ業界の事情に配慮しeラーニングをメインとして活用し知識学習及びネットワークを活用したスキル学習を行う。同時に一部スクーリングの集合学習によるスキル学習も組み合わせることにより、ブレンディッドラーニングとして効果的な学習を行う。貴重なスクーリングの機会には時間を有効に活用できるよう、eラーニングでそのテーマについては既に予習し、集合学習時には実践的なスキル学習から始められる反転授業の形式をとることを想定する。
 講座受講者の評価方法は、知識学習の評価とスキル学習の評価を組み合わせた総合評価システムを採用する。知識学習に関してはCBT方式のテストを作成し、小テストを受けることにより学習到達度を測る客観評価を採用する。スキル学習に関しては受講状況やスクーリングの授業への参加度、そこでの成果に加え、アンケートによる受講者自身の自己評価といった主観評価を採用する予定である。そして、すべての学習項目を終えた後に受けることができるCBT方式の修了テストへの合格を修了基準とする。

第2節 調査A及びBの結果分析
    第2節(PDF形式:712KB)

第3節 事例集及び研修に関する調査
    第3節(PDF形式:740KB)

第4節 〈やさしい日本語〉
    第4節(PDF形式:728KB)

第5節 カリキュラム策定
    第5節(PDF形式:2,042KB)

第6節 まとめ
    第6節(PDF形式:703KB)